浜ニンニク植え飛砂防止 抜海漁港近く砂浜 住民、漁協、市、振興局など参加
21日、抜海漁港近くの砂浜で飛砂を防止するためハマニンニクが植栽された。
抜海の砂浜では、強風によって飛散した砂が船揚げ場や道路などに堆積するのを防ぐため、平成20年から地域住民、漁業関係者らハマニンニクを植栽しており、21日の作業には抜海地域マリンビジョン協議会の抜海町内会、稚内漁協、市、宗谷総合振興局などから30人が参加。強い浜風が吹き荒れる中、砂浜の75平方㍍の土地にハマニンニク500株を植えていた。
最初から参加している森寛泰抜海町内会長は「ハマニンニクを植えたところは堆積した砂が山になり飛砂防止に役立っている。昔は街中にもよく飛んで来ていたが、活動を支えてくれる皆さんのお陰で少しずつ改善してきました」と感謝していた。