安全安心・福祉の街作り 市社協主催 稚内市社会福祉大会開く

 第17回稚内市社会福祉大会が20日、サフィールホテル稚内で関係者130人余りが出席し開かれ、地域の福祉推進を願うと共に福祉分野で功績のあと個人・団体を表彰した。
 稚内社会福祉協議会主催。コロナ禍中は開催できず平成29年以来7年ぶりに開かれ、挨拶で杉本会長は昭和27年に設立した市社協72年の歩みなどに触れ「地域福祉の推進を図ることを第一の目的として活動して参りました。互いに助け合う地域を作り、ともに支え合い、安心・安全・福祉のまちづくりの実現を目指していく」などと述べ、工藤市長が「この街の社会福祉事業の担い手として夫々の立場で、強い使命感を持って活動され長年に亘る取り組みに御礼申し上げあげたい」などと述べた。
 功績者の表彰として市長感謝で工藤市長から金田一京子さんに表彰が贈呈されたあと、杉本会長から市社協会長表彰・感謝として62人と16団体、菊池会長から稚内市共同募金委員会表彰として3人と31団体・19企業に表彰状が授与された。
 式典終了後、大谷高の平岡校長が「現代社会の生活実態・生活実感の一断面〜新たな社会政策を考える」と題し講演した。