週末雑感

 CSファイナルに駒を進めたもののソフトバンクに3連敗し敗退した北海道日本ハムファイターズ。昨年の最下位から2位まで上がったのを評価する一方CSを見て強く感じたのはソフトバンクとは未だ々々力の差がありここ暫く追い付くのは無理だろうとの事だ。
 ただペナントで見せたソフトとの互角の戦いには伸びしろを含め十分やっていける将来を予想できるもソフトはそれ以上にチーム内の争いを激化するだろうから最後は3軍をつくったソフトのようにハムも3軍をつくり若手選手を育成するしかあるまい。
 とどのつまり2チームの違いは監督、選手と言うより球団の運営方針によるものとみている。
 8日後の投票を前に衆院選は苛烈な戦いが展開されている。自民党の裏金事件で懲罰を食らった議員と野党第一党の立憲民主党との票取り合戦は日ごと激しくなっており、全国紙が公示後すぐ予想した戦況によると、自民・公明の与党は過半数を確保するとのことだが、予想どおりすんなり行くのだろうか。
 イデオロギーで若干の差異はあるものの、保守対保守の様相を呈している中で小選挙区制という一人しか当選できない(比例代表での復活当選あるも)という制度にあって保守対革新という相対的違いがあれば有権者の国民も投票しやすいが、同じような保守政党では「どっちに入れても同じ」との考えに陥りがちで、あとは人物対人物の戦いになり、それは両党代表の石破総裁対野田代表というある意味、矮小化された審判が下されることになろうか。