入賞めざし市長表敬 剣道 全国大会出場する熊谷君

 第48回全国道場小・中学生剣道選手権大会に北海道代表で出場する白樺剣道スポーツ少年団の熊谷虎明君(東小6年)が17日、工藤市長を表敬訪問した。
 熊谷君は今年6月、旭川市で開催された第48回北海道道場少年大会に出場し、稚内剣道連盟としては40年ぶり小学生では初めて個人戦で優勝し、20日に横浜武道館で開催される全国大会への切符を手にした。
 17日夕方、虎明君と父で監督の智明さん(51)ら4人が市役所を訪問し、工藤市長から「気後れせずのびのびと練習の成果を発揮してください。皆んなが応援しています」と激励された。
 大会の小学生男子の部には予選を勝ち抜いた強豪剣士64人が出場するが、毎週5、6日の少年団の稽古に加え夏場の体力トレーニングや毎朝の素振りなど厳しい稽古に耐え抜いた熊谷君は「今まで練習してきたことを出し切り、大会で入賞することを目的に頑張ります」と意欲を燃やしている。
 父の智明さんは「練習以上のものは出ないが、勝っても負けても積み重ねを出し切ってほしい」とエールを送っていた。