希望持てる故郷づくり向け 昨夜、武部候補稚内入り

 衆院選で5期目を目指す自民党前職の武部新候補(54)=公明党推薦=が16日夜、稚内入りし、西條稚内店前で街頭演説を行い「稚内や宗谷、日本の未来をしっかり背負って元気に希望が持てる故郷をつくるため先頭に立って頑張りたい」などと支持を訴えた。
 演説会には350人余りの支援者が集まり公明党稚内支部長の鈴木利行市議が「数多くの要職を歴任されている武部候補は、日本の食料基地となっている宗谷、オホーツク地域のため現場第一に全国を飛び回っており、実績は豊富」などと応援演説し、吉田正人道議は石破政権で文部科学副大臣に就任した武部氏について「次は稚内の地から大臣を出しましょう。基幹産業である農林水産をしっかりと支える北海道の大臣になってもらいたい。そのためには皆さんの力が必要です」と熱弁をふるった。
 16日日中、枝幸、中頓別など各地で街頭演説し北上してきた武部氏は「石破新総理の下で新しい自民党に生まれ変わる。国民の暮らしと命を守らせて頂きたい。自民党、公明党でしかこの仕事はできない」と切り出し、多発する自然災害やロシアによるウクライナ侵攻、物価高などに触れ「今、私たちの生活は危機に直面している。暮らしを守るため即座に物価対策を含めた経済対策を行いたい。厳しい戦いですが、皆さんの力で支えて頂き一緒に戦っていきたい」などと力強く訴えた。