「裏金問題、腹立たしく」 比例区立候補予定の畠山氏来社

 衆院比例の北海道選挙区(定数8)に日本共産党から立候補する予定の畠山和也氏(53)が9日、稚内プレス社を訪れ「自民党の裏金問題は腹立たしく議席を奪還したい」などと思いのほどを語った。
 2014年に議席を獲得した畠山氏だが、17年、21年には涙を飲み捲土重来を期し比例区での獲得目標を35万票にした。
 裏金事件では道民から「議員個人の金儲けでけしからん」などとの声を聞く。カネや利権で動かない日本共産党こそ国民(道民)の声を議会(政治)に届けられるとして期限付きの消費税減税、若い人達の学費軽減策など北海道民の暮らしを守る施策を実行できるようして行きたいと意気込む。
 若い人向けにSNSを駆使した選挙を展開したいとし「かつてない苦しい生活を強いられている道民のことを思うと胸が痛みます。ここぞという決断を実行できるのは共産党であり、裏金事件の発端は〝赤旗〟での記事だったことを申し添えます」と話していた。
 衆院選の遊説で稚内に入る日程はないものの、紙智子参議が乗った共産党団体確認カーが来市する予定は組まれているとのこと。