時の話題 「凶悪化する犯罪」
世の中、物騒になり窓を割りカギを壊し金品を盗む凶悪な窃盗が増えている。家人をケガさせるのも厭わず場合によっては危めることもある。
昔は仲間を集め連んで犯したものだが、今はフィリピンなど外国から指示を出し人を集め犯行に及ぶ。闇バイトである。その犯人集団は20、30代が多い。見ず知らずの若者が犯罪に手を染める。脱け出したくても脅され実行してしまう。
空き巣に狙われやすい家は▽カーテンを締めっぱなしの部屋がある▽窓や玄関にカギを1つしか付けていない▽木や車(トラック)で死角になる場所がある▽外にモノをたくさん置いてある▽高い塀がある(岩谷産業マルヰかわら版)だそうで、侵入に際し少なくとも5分以上かかる防犯対策の必要性を説いている。犯行集団は5分を犯行の目安にしているからである。
稚内に住む高齢者の方々は不用心な人が概して多く施錠せず外出することもある。泥棒に入ってくださいと言わんばかりで無用心極まりない。
侵入盗の3分の1は家人が在宅している時も少なくなく、鉢合わせした泥棒が居直り強盗になり襲ってくることもあるので注意しなければならない。
空き巣が多い夏が終わり寒い季節がやってくると窓の施錠もしっかりし犯罪は少なくなるが、年が押し迫ってくると切羽詰まった強盗などが増えてくる。このため警察では地域安全運動期間を設け一般住民への啓発と喚起を行っている。
憂い無きよう備えれば泥棒など犯罪者もおいそれと手を出すことができない。