不正軽油 絶対ダメ 振興局 瀬戸中央給油所で啓発
宗谷総合振興局(税務課)は4日、瀬戸漁業中央給油所で軽油の抜き取り調査など啓発活動を行った。
振興局と宗谷地方石油業協同組合では、10月の不正軽油防止強化月間に合わせ、啓発活動など取り組みを強化している。
瀬戸漁業中央給油所では、清水目宗谷総合振興局長が、石油業協同組合の菅原耕代表理事に「不正軽油は作ることも使うことも犯罪です」などと書かれたポスターを手渡した。
菅原代表理事は「今では不正軽油の話を聞かなくなったが、社員含め社会のために取り組みを徹底したい」、清水目振興局長は「啓発などを強化し、不正軽油が流通しないようにして行きたい」と話していた。
このあと、軽油の抜き取り調査が行われた。
振興局によると過去5年間、道内、管内ともに不正軽油の摘発はないものの、著しく安い軽油を販売している業者や灯油などをトラックの燃料としているなどの聞いた場合は、不正軽油ストップ110番(0800〜8002〜110)に情報提供するよう呼び掛けている。