オレンジ通りで検問 稚内署 飲酒運転根絶に向け
稚内署は3日夜、オレンジ通りで飲酒検問を行い、ドライバーに飲酒運転の根絶を呼び掛けた。
9月22日、小樽で飲酒運転による死亡事故が発生し、北海道では秋の交通安全運動期間を10月5日まで延長した事を受け稚内署では急遽、飲酒運転根絶に向けて検問を行った。
午後7時過ぎ、警察官5人がオレンジ通りから南稚内駅側の市道に抜ける車両を停車させ、ドライバーにアルコール検知器を使って飲酒運転をしていないかをチェックし、一滴でも飲んだら運転しないよう呼び掛けた。
高木交通課長は、道内での飲酒運転による交通事故が年間80〜90件、検挙は700〜800件と、ここ数年は横ばいの状況にあるとし「飲酒運転の根絶とは程遠く、悲惨な事故が一件でも減るよう取り締まりなどを行いたい。過去の事故を分析すると追突事故が多く少しのアルコールでも注意散漫になることを自覚することが大事」と話していた。
およそ1時間半で30台に検問を行った結果飲酒運転はなかった。