労働災害ゼロを誓う 労働基準協会 きのう安全衛生大会開く

 稚内労働基準協会主催の稚内地区産業安全衛生大会が2日、建設会館で開かれ、参加者が労働災害ゼロを誓った。
 7日まで展開されている第75回全国労働衛生週間に合わせ開かれたもので、石塚会長は、稚内労基署管内で8月末までに66件(昨年同期2件減)の労働災害が発生し、今年8月、ホタテの加工場で階段から転落し1人が亡くなる痛ましい事故が発生したことに触れ「改めて作業の環境など安全対策の配慮が求められる。全ての労働者が安心・安全に働くことができるよう、衛生週間を契機に労働災害防止の重要性について認識をさらに深めて頂きたい」などと挨拶。続いて上見稚内労基署長が「労働者の皆さんが安全で健康に働き続けられるよう、関係者一丸となり取り組んで行きましょう」などと述べ、清水目宗谷総合振興局長、工藤市長(代理川野副市長)が挨拶した。
 記念講座のあと、参加者を代表し、林業木材製造業労働災害防止協会北海道支部稚内分会の野村聡さんが大会宣言した。