香林さんの100歳祝う 奥さん(93)ともども壮健

 工藤市長は27日午後朝日4のサービス付き高齢者住宅「ハピリアあさひ」に入所する香林勝美さんの許を訪れ、祝い状など記念品を贈り100歳を祝った。
 今年度、市内で100歳を迎えるのは13人(女11、男2)。今年5人目の贈呈となる大正13年9月27日生まれの香林さんに、工藤市長は「お顔を拝見して本当にお元気。元気に100歳を迎えられるのは羨ましいことです。おめでとうございます」などと祝福し祝い状など贈呈した。
 猿払村鬼志別出身の香林さんは30代前半まで漁師の仕事し、36歳からは市内の建設会社で働くなど、仕事一筋の人生で北辰ダムの建設工事にも関わった。上声問~市街地まで導水管工事などに携わり「大変だったが、遣り甲斐があり今でも誇りに思っている仕事だった」と振り返った。昨年秋から高齢者施設に入所し、互いに元気な妻(93)と一緒に100歳を迎えたことに「夢みたいで嬉しい」と笑顔を見せていた。
 誕生日だった27日、施設で誕生会が開かれ施設利用者ら全員で香林さんの長寿を祝った。家族は「皆さんに祝ってもらい、100歳を迎えることができました。有難い事です」と感謝していた。