週末雑感
昨日、大リーグの大谷翔平選手がホームラン50本・盗塁50個の〝フィフティ・フィフティ〟を達成した。大リーグ史上初の快挙を成し遂げた。
投打の二刀流でMVPに輝くなど大谷の活躍は日本人ばかりでなく米国民にも感動を与えており、今シーズン前の専属通訳の横領事件に対し上辺は悲嘆や憤りなど感情の起伏を表に出さず、見た目にスポーツ選手らしい印象を日本・米国民に与えた。
人間というのは災いがあると気も塞いでしまうものだが、そのような感情はおくびにも出さず子どものように純粋に野球一筋に徹した。
肘のリハビリも順調に進んでおり来シーズンからは二刀流に戻るのだろうが、どうか体を労り無理せず、あと5年(35歳まで)は今のままの翔平でいてほしいものだ。
大谷選手の話はこれくらいにし大相撲秋場所に話題を移し、11連勝した関脇大の里が12日目、若隆景に敗れたものの、翌日の大関琴櫻戦は取り直しとなったが圧勝し、追っていた霧島、高安とも敗れ再び二差となった。琴櫻に勝ったことで直近三場所の白星が三十三となり大関昇進を確実にし優勝も濃厚になった。大銀杏を結えない大関誕生となるようである。
大の里の取り口を見ていて思うのは、巨体で突進するのは悪くないが、土俵際では「待てよ」と一呼吸置き万全な態勢で負かすのが宜しかろう。そうすると逆転負けを食らうこともなくケガも少なくなるからである。
大谷翔平と日ハム、大相撲で夜長を過ごしております。