地方にカネ回るような政治 自民党政経セミナー 特別講師の福田氏主張
自民党北海道第12区選挙区支部(宗谷管内ブロック協議会)の政経セミナーが15日の昼下がりサフィールホテル稚内で開かれ、特別講師に招かれた福田達夫衆議が「この30年間物価が上がらず給与も上がらなかった。(昨年来の物価高によって)とやっと〝稼ぐ〟という観点で政治も遂行するようになったので地方への恩恵も出来るようになった」などと経済のオーソリティーらしい展望を示した。
200余人の支援者を前に三好道議、吉田道議、そして武部12選挙区支部長が「自民党の基盤は地方支部にあり地方を活性化することが自民党の力となり(裏金問題などから)党を立て直す」などと述べ、総裁選に立候補している小林鷹之氏の支援を呼びかけ、小林氏の主張が会場スクリーンに映し出された。
続いて福田氏が登壇し「大学を卒業後、商社に入り日本の国内が衰退する様を見る中、衆議に転身したものの日本経済の低迷は止まらず、政治家も大人しい人が増えてしまった。物価が上がり給料も上がるという好循環を創出し地方にもカネが回るようにしなければならない」などと講話した。