台湾ツアー 稚内入り 市内観光 セールス効果で10月末まで20本
新千歳、旭川空港から道内入りした台湾からのツアーが来市し、観光スポットなどを巡っている。誘致活動に関わった稚内の観光関係者は「1月と6月にエージェント回りをした成果が出ている」と話していた。
今年1月にトップセールスとして工藤市長や中場稚内観光関係者らが台湾で航空会社や旅行会社を回り、6月はきた・北海道DMOの担当者が再び台湾で売り込みを行った結果これまで道東や道央など行程に旅行商品を作っていた旅行会社が今年新たに道北を加えたツアー商品を造成し8月下旬から台湾からのツアーが稚内入りし10月下旬まで1本当たり30~40人のツアーが20本余り来市する予定となっている。
ツアーは1週間前後の行程で層雲峡、旭川、稚内、利尻、礼文などを回り、1部は稚内で2泊するツアーもある。稚内では宗谷岬ノシャップ岬、副港市場などが旅行行程に入っており、昼食がフリーの場合もあり、数日前はツアー客20人前後がノシャップの食堂に入り、個人でラーメンや海鮮丼などを食べていた。
きた・北海道DMOの担当者は「未だ時期は早いが今、入ってきている台湾のツアーは紅葉など目当てに入ってきている。稚内の景色、食への関心も高く今後もセールスに力を入れていきたい」としている。