実力校・旭川明成高演奏会 15日午後1時半から文化センター
高校吹奏楽部の中でも実力校として知られる旭川明成高吹奏楽部の演奏会「日本のてっぺんコンサート2024」が、15日午後1時30分から文化センターで開かれる。当日は市内中高の吹奏楽部との合同演奏もあり、稚内公演実行委員会の中山亮さん(48)=稚内吹奏楽団副団長=は「沢山の市民の方々に聴いてもらいたい」とPRしている。
旭川商業高吹奏楽部を30年間教え、全国大会に5度導いた名指導者として知られる佐藤淳氏が2022年から指導している旭川明成吹奏楽部は、全国大会にも出場し実力校として知られるようになり、今年の全道吹奏楽コンクールでは全国は逃したものの、3年連続し金賞を受賞した。
市外の学校吹奏楽部による稚内単独公演は稚内市開基110年・市制40周年となった昭和63年に東海大学第四高等学校(現・東海大学付属札幌高等学校)吹奏楽部が公演して以来、36年ぶりとなる。今回は文化センター開館40年を祝い、明成高の佐藤氏と親しい中山さんが稚内以外の演奏会を聴く機会が少ない稚内の子ども達に音楽の楽しさを伝えたいとして、明成高の演奏会が実現した。中山さんは「全道コンクールで明成高の演奏を聞きましたが、やっぱり実力校という音。演奏を聴いてああいう音を出したいと思い、目標を持つきっかけになれば」と期待している。
演奏会前の午前10時30分から文化センターで佐藤氏が市内の吹奏楽部に所属する中高生100人を対象にした講習会も開かれる。
演奏会チケットは前売り一般1000円(当日12000円)。学生は無料だが入場整理券を配布中。チケットと整理券は同センター、楽器の白金堂、フナヤマ、卸売スーパー富岡ユアーズ店で扱っている。