走り寝そべり特別な時間 稚内空港で滑走路歩くイベント

 稚内空港で7日夜、滑走路を歩くイベントがあり、参加した親子連れらがこの日だけの特別な体験を1時間半ほど満喫した。
 空港や飛行機に親しんでもらうイベントとして、稚内空港を運営する北海道エアポート(HAP)稚内空港事業所が企画した滑走路ウォークには親子連れら40人余りが参加した。
 日没時間となり西の空にゆっくり沈む夕日を眺めながら空港滑走路に入場した参加者たちは、開放された滑走路でかけっこして走り回ったり、寝そべったりし、誘導灯が光を放つ光景を背景に記念撮影などしていた。初めて参加した親子は「初めて滑走路を歩きました。夕日が綺麗でした。楽しい思い出になりました」と笑顔を見せた。
 イベント後半では滑走路内でクレビオーラ奏者として活躍する折重由美子さんらによるコンサートもあった。
 HAPの社員は「イベントを通じ空港の仕事に興味を持って頂きたい」と話していた。