選挙権付与前にし模擬投票 稚高で選管の出前講座

 道選管宗谷支所と市選管は9日、稚高で2年生を対象とした選挙啓発出前講座を開き、生徒たちが模擬投票など通して選挙について学んでいた。
 高校生に講義や模擬投票を体験してもらうことで選挙の仕組みや意義について理解を深め、政治参加を促すきっかけになれば開かれたもので、2年生137人が参加した。
 生徒たちは、道選管宗谷支所の田中主任から18歳から選挙権が与えられることやルールなどについて説明を受け、政治が物価や雇用など色々な場面で関係してくる中で若者の投票率が低いと意見が反映されにくくなるとし「将来の社会や生活のため、よく考えて投票する必要があります」などと教えられた。
 このあと、生徒たちは模擬投票を行い、受け付けから投票まで一連の流れを体験した。