平和マラソン あす号砲 フル785人など1275人出場

 第7回日本最北端わっかない平和マラソン大会2024は8日午前9時から行われる。フルマラソンは宗谷岬を、ショート(8・5・2㌔)の部は北防波堤ドーム前をスタートし1275人のランナーが稚内の市街地などを駆け抜ける。
 フルマラソンは785人がエントリーし、宗谷岬の最北端の地の碑の前をスタートし、国道238号を市街地に向かって走り、ゴールの北防波堤ドームを目指す。
 ショートの部は地元の小中生や一般、マラソン愛好者ら490人が出場する。午前10時から北防波堤ドーム前を各部門ごとに分けてスタートし、ノシャップ方面に向かって途中で折り返し、ドーム前がゴールとなる。
 今大会には招待選手として、川内優輝選手、兼重志帆選手ら4人が出場。地域別では、稚内含め北海道が最多の767人、次いで東京126人、神奈川55人、大阪39人など。台湾など海外からも22人が出場する。
 大会サポーター役のペースランナーとして稚内市役所マラソン部の3人が参加。5時間30分のペースを担当することになった3人の福原利奈さん(31)は「皆さんが走りやすいように頑張りたい」、白井淳二さん(51)は「しっかりサポートしたい」、佐々木陽平さん(47)は「大会をしっかり支えたい」と話していた。
 会場となる北防波堤ドーム公園では午前9時~午後4時まで12店の飲食・物産販売コーナーが設けられる。
 大会当日は道路の交通規制を行う。選手が通過する時間帯の道路には、看板を設置し周知している。