目標向かって努力と相楽氏 南RC会員 南中で講話
稚内南ロータリークラブ(吉田幸德会長)は6日、南中で2年生を対象に社会人講話を行い、生徒たちが地域で活躍する会員から目標に向かって努力することの大切さを教わった。
社会人になるため働くことの意義を知ってもらう機会の総合学習として授業を受けた2年生63人はグループに分かれ、木越将雄さん(木越商店社長)、相楽勝喜さん(寿しの天勝代表)、平岡祥孝さん(大谷高校長)、丸小寿幸さん(オフィス文具代表)4人の話を聞いた。
大黒地区のオレンジ通りで寿し店を営む相楽さんは、50年前に亡き父親が中央地区の仲通りで開業した天勝の話をし家業を継ぐために札幌などで修行した経験を話す中、「寿しや美容師、大工など職人というのは腕一つだけで生きていける世界です」と自身の職業の面白さを伝え、数年後に社会に出る生徒に向けて「今、勉強している事は、なりたい職業になるための過程。世の中は厳しい事ばかりですが、目標に向かって頑張れば、いつか成りたいものになれます」と熱く思いを語っていた。