相内市議 志政会離脱 来社し胸のうち明かす

 28日午後、市議会志政会の千葉一幸代表と28日付けで志政会を脱会した相内玲子市議が稚内プレス社を訪れ、相内氏は「市議2期目の当初から〝このままではダメだ〟という考えがあり会派離脱を検討してきましたが、迷いも吹っ切れ、きょう会派を離れ一人会派として議員活動していくことにしました」と話していた。
 その中で「1期目から5年以上、千葉さんにおんぶに抱っこ状態でやってきましたが、2期目の昨年4月から志政会の議会運営委員として務め、以前から思案していた一人会派としてやっていける自信めいた心持ちになり今回の離脱になりました」と話し、志政会と他の会派との対立に絡む〝いずさ〟もありましたと胸の内を明かにした。
 一人会派として福祉分野だけでなくLGBTや人口減問題と対策市立病院のことなど実行したい事が山ほどあり市議二期目の集大成として残り任期に邁進するとした。
 千葉代表は「相内さんの気持ちを尊重し、自らが思ったことを議会で頑張ってもらえば」と述べ、最後に相内さんと握手を交わしていた。