サッカー少年団 石垣訪問 試合しBQなどで交流

 稚内市と友好関係にある沖縄県石垣市とのスポーツ交流事業として、稚内市のサッカー少年団が夏休み期間、石垣市を訪問。サッカー試合などを通じて向こうの少年団たちとの交流を深めた。
 平成6年から互い街のスポーツ少年団に所属する子供たちが派遣・受け入するスポーツ交流として行われ、昨年は石垣市のバスケットボール少年団が稚内に訪れ、今年はサッカーの稚内ジョゴリオSCスポーツ少年団、CRECER稚内スポーツ少年の4年~6年生までの10人(男9・女1)が今月19日から5泊6日で石垣市などを訪問。団長の富田伸司スポーツ少年団本部長はじめ稚内市スポーツ協会職員らが付き添った。
 20日午後、空路で那覇から石垣入りし初日は世界平和の鐘の鐘打式に参加し、石垣市役所を表敬訪問した。21日はマングローブ散策などを行い、夕方に石垣市のサッカー少年団と3試合の交流試合を行った。夜はバーベキューで石垣牛などが振る舞われ、サッカー会場のロッカールームに宿泊し、石垣市の子どもたちと一夜を共にした。
 23日は沖縄観光を楽しみ、24日に稚内に戻った。
 同行したスポーツ協会職員は子どもたちを見ていて「最初は暑さもあり、向こうの子ども達と仲良くなれるか緊張していた印象でしたが交流試合や一緒に宿泊して友情の絆が深まった印象を強く感じました」と話し、来年は石垣市のサッカー少年団が稚内に来ることになり「今回は次に繋がる交流になりました」としている。