30日日本海北部解禁 秋サケ定置網 来遊数は2割ほど下回る

 宗谷管内の秋サケ定置網漁は、30日の日本海北部(稚内〜宗谷)の陸網を皮切りに、沖網9月3日、オホーツク海西部(宗谷〜枝幸)は、陸網9月3日、沖網9月9日に解禁される。
 宗谷海区漁業調整委員会によると、今年は宗谷で1カ統減り、日本海北部で稚内漁協12、宗谷漁協7、オホーツク海西部は枝幸漁協21猿払村漁協6、頓別漁協3の49カ統が操業する予定にある。
 昨年は全体で255万7705匹(前年度対比44・6%減)水揚げし、金額は51億5712万8000円(同57・3%減)。内訳はオホーツク海西部は226万9649匹(同46・2%減)、日本海北部28万8056匹(同28%減)。
 さけます内水面水産試験場(恵庭)の今年の来遊予測ではオホーツク海西部224万9000匹(同17・8%減)、日本海北部70万7000匹(同17・1%減)と、いずれも昨年を2割近く下回っている。

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