生活面での不安など聞く 稚内市 独居高齢者見守り活動
一人暮らしの75歳以上のお年寄り宅を対象にした高齢者見守り活動が28日から潮見地区などを皮切りに行われ介護職員らがお年寄りに対し生活する上での困り事などを聞いている。
介護サービスを利用せず、孤立しがちなお年寄りの生活の不安や心配事の相談に乗ることで、安心して今後の生活を送ってもらうよう市(長寿あんしん課)と在宅介護支援センターが9月6日まで877世帯を回る。
28、29の両日は潮見萩見、富岡地区など262世帯で実施。市職員と介護職員の2人が「今年の夏の暑さで体は大丈夫ですか」などと体調の変化などを聞き取り、一人暮らしで困っていることなど相談にのった。男性は「市の職員が来てくれると安心します」と話していた。
30日と9月2日は港中央、開運、大黒地区の173世帯、3日と4日は緑、栄、こまどり地区の249世帯、5日と6日は宝来、恵比須地区の193世帯で行われる。
今回、対象から外れたノシャップなどや郡部は11月にも改めて実施する。