風車関連部品著減 稚内港上半期貿易 昨年から半減し94億円

 稚内税関支署は、上半期(1〜6月末)の稚内港外国貿易概況をまとめた。輸出入総額は過去最高額だった昨年同期より半減し、93億9400万円に止まった。
 輸出6500万円(昨年同期対比48・3%減)輸入93億2900万円(同50・3%減)の93億9400万円。輸出は2年連続で減少し、輸入は6年ぶりに減少した。総額では3年ぶりの減少。
 輸出は台湾、韓国向けにホタテ、カニなど魚介類21㌧(同48・9%減)金額6500万円(同39・8%減)だけ。
 輸入は風車関連部品として中国、ドイツから電気製品61億8000万円(同50・3%減)、鉄鋼製品19億1800万円(同59・7%減)。活ウニ851㌧(同4・9%増)金額10億5400万円(同7・8%増)。
 外国船の入港は昨年と比べ2隻少ない56隻。このうちウニ船52隻。ロシア53隻、香港1隻、パナマ1隻、キプロス1隻。