初めて写真展開催 小樽検疫所出張所に勤務する秋山さん
令和4年から北宗谷をフィールドに写真撮影しているアマチュアカメラマンの秋山高之さん(49)が、市立図書館で初の作品展を開催している。「11日夕方まであるので宗谷に生息する動物自然の豊かさを写真から感じとってほしい」とPRしている。
秋山さんは、40歳まで札幌近郊で医療の仕事に関わっていたが、厚生労働省小樽検疫職員に転職し令和4年11月から稚内出張所に勤務している。大沼や兜沼などを撮影場所にこの2年間で撮った野鳥小動物などを中心に54点を展示している。
大沼でのハクチョウやマガンの群れ、雪の妖精として人気のシマエナガなど自然の豊かさを表現している。昨年まで多く目撃していたシマリスが今年は僅かな目撃しかなく、秋山さんは「写真を撮っていて自然のバランスが少し変わってきている。作品を通じて稚内の豊かさな自然を感じとってほしい」と話していた。