大谷高の2人 全国へ 高校ダンス 菅野真凜さんと佐藤秀斗君

 大谷高ダンス部の菅野真凜さんと佐藤秀斗君(ともに3年生)が第17回日本高校ダンス部選手権北海道大会(27日札幌)のスモールクラスに出場し、準優勝に輝いた。2人は8月15日、横浜で開催される全国準決勝大会に出場する。
 高校生ダンス部のナンバーワンを決める「ダンスの甲子園」とも呼ばれている大会。
 大谷高のダンス部は2019年に愛好会として発足し、2020年に部に昇格。部の歴史としては浅いものの大会には2022年に初出場し、3年目の今年、準優勝した。
 2〜12人で構成されるチームのスモールクラスには、道内から10校が出場し、2分〜2分半の時間制限の中でダンスを披露しテクニックや振り付け、演出などを競うもので、大谷高の2人はストリートダンス・フリースタイルをメインに前半はヒップホップのスローテンポな曲、後半はハウスミュージックでアップテンポな曲の構成で挑み、少人数の強みを活かした魅せるダンスを披露した。
 顧問の築田大輝先生は「2人とも入賞したことに驚いていましたが、小学生の頃から積み上げてきた努力の成果で見事、準優勝することができました」と大会を振り返った。8月の準決勝大会に向けて「ほかのチームとは違う色を見せて最後まで頑張って欲しい」とエールを送っていた。
 準決勝大会には全国から51校が出場し上位8校が決勝に進む。