6年ぶりに巡視船体験航海 稚内海保で乗船者募集

 稚内海保は8月25日、巡視船「りしり」の体験航海を行う。平成30年以来6年ぶりのことで、海保担当者は「家族連れら地域住民に楽しんでほしい」とPRしている。
 平成28年に下関造船所で建造され、稚内海保に配属された「りしり」(1500㌧・全長96㍍)は、道北地区で唯一、ヘリコプター甲板付きの巡視船として北の海に就役している。何度か体験航海が実施されたものの、コロナ禍では開催できず体験航海を通じて海と親しむ機会を提供したいとして復活した。
 午前と午後の2回あり、午前9時20分~9時45分まで乗船しドーム前を出港し稚内港周辺を航海し午前11時間55分頃下船▽午後1時30分~1時55分までに乗船し、午後4時5分下船。2回とも先着100人まで。
 同時イベントとして▽巡視艇きたかぜによる高速航行▽3D海図の展示▽制服試着コーナー▽グッズ販売▽お子様限定のお楽しみガチャガチャなど催される。
 体験航海はウエブでの申し込みとなり、QRコード=カット=から専用サイトにアクセスするとよい。