商工会議所へ要望 振興局等から 新規高卒者雇用など

 宗谷総合振興局、市などは26日、稚内商工会議所に来年の新規高卒者の雇用や職場定着に向けた取り組みに関する要請を行った。
 管内では、今春高卒者の就職内定率が100%を達成したものの管外流出に伴う人口減少、早期離職など課題となっており、来年の高卒者が多くの求人から自らの判断で就職先を選択し、培ったスキルを発揮できるよう、正社員求人の積極的な提供や職業選択のための企業情報発信、公正な採用選考など、若者の人材育成に向けた推進について協力を求めた。
 経済センターで行われた要望では、清水目振興局長から中田会頭に要望書が手渡された。
 清水目局長が「高卒者をはじめ学卒予定者の求職確保、職場定着の推進、スキルアップなど人材育成など配慮頂ければ」と要望すると、中田会頭は「人材育成は会社にとって大事なことであり、一度何処に出ても稚内に一人でも多く戻れるようにしていければ」などと答えていた。

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