時の話題 「コロナ終息せず」
新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)が直近10週連続し増えており厚生労働省は手洗い、うがいなど感染対策を求めている。
同省によると、全国の定点医療機関から報告された新規感染者は5月上旬から増え、鹿児島、佐賀など九州・沖縄での増加が目立っている。
19日現在の5000ある全国の医療機関から定点把握での1機関平均の数は全国平均11・18人で、北海道(4・82)、沖縄(28・57)を除く45都府県全てで前週から増加しており、コロナ禍11波ではと案じられている。
北海道とて感染者が減少しているとはいえ予断は許されず発熱など症状が出た際のマスク着用は欠かせず、喚起も忘れずにすること道は奨めている。
感染症法上の取扱いが2類→5類になったとはいえ新型コロナの感染者はおり気を付けるに越した事はない。
ただ禍中ほどコロナへの対処は神経質でなくてよく、発熱やノドの痛み、咳、鼻水、全身のだるさ(倦怠感)など現れるも大半は数日で緩和するので風邪と大きな違いはない―と道HPで説明しており、更に「水分と食事を摂り熱や咳、ノドの痛みなどの症状に対応することがポイント」としているが、妥当性を欠く説明ではある。
パンデミック(感染爆発)に比べ新型コロナへの恐さは軽減されるも▽意識がおかしい▽息が苦しい▽見た目がおかしいなどの症状がある時の救急車利用を呼びかけている。
要は新型コロナへの用心は怠るなと言うことである。マスク着用など咳エチケット、手指消毒を欠かさず生活することが肝要だ。