稚高にカーリング愛好会誕生 笈川、石舘、北川、石川選手
カーリング好きの稚高生4人が集まり愛好会を結成した。3年生の笈川綾那会長は「氷上のチェスと呼ばれるカーリングは作戦などチーム一丸となって戦うのが楽しい。練習を頑張って競技レベルを上げていきたい」など意気込みのほどを語っていた。
小学生の時から稚内カーリングジュニアクラブに所属している笈川さん、2年生の石舘正梧君(17)、北川桜華さん(17)の3人加え、東中の授業で初めて競技を体験し高校から本格的に始めた1年生の石川巧君(15)の4人の意気が投合し今年4月に愛好会を発足させた。
活動はみどりスポーツクラブわっかない職員で、クラブチーム「Noxus」の稲葉滉人さん(24)、飯田俊哉さん(26)の2人が当たっている。
来年度からの部活動認定を目指し、楽しくカーリング技術向上や公式オープン大会出場を今年の活動目標に掲げ、みどりスポーツパークのカーリング場で毎週火・木曜日の週2回活動。練習日だった23日夕方、生徒4人が指導者の稲葉コーチからストーンの投げ方などの指導を受けている。
人数が足りず女子・男子の単独チーム(4人制)の結成は叶わないが、別地域の愛好者とのチームを組み来年1月か2月にある全道高校選手権を目指し、男女ペアでのミックスカーリングでは10月にある稚内予選を出場する予定にある。
カーリング歴8年になる北川さんは「高校での愛好会で競技に真剣に向き合い、大会に出て良い成績を残したい」、歴4年になる石舘君は「チーム一丸となって投げるのが楽しい」、石川君は「上達できるよう頑張りたい」とそれぞれ決意を語った。
コーチの稲葉さんは「4人ともカーリングに取り組む姿勢が一生懸命なので、しっかりサポートしていきたい」と話していた。