市長とふれあいトーク 4年ぶり シカ・クマ対策など話題に
工藤市長と語り合うふれあいトークが20日午後、富士見コミュニティセンターで開かれ市長と地区住民が意見交換した。
コロナ禍で開催できず2019年11月以来4年半ぶりに開かれたふれあいトークに参加した23人を前に市長はコロナ禍での取り組みや今建設中の市役所新庁舎などを報告した上で「皆さんの困り事を教えて頂きたい」と挨拶し、1時間半ほど住民と懇談した。
参加者から移住対策への質問に、市長は「環境や仕事面など色々な課題があり、移住は難しい状況だが、一つひとつ課題をクリアして取り組みを進めたい」と話し、シカやクマ対策の質問には「交通事故など市民生活への影響も深刻している。捕獲に力を入れていきたい。クマについては近く関係者との市街地の出没に備え訓練を実施していく」と述べた。
サケ釣りで地方からの釣り人が増える西稚内漁港のマナーの徹底西浜地区などの防災強化などを求める声もあった。