今夏初めて熱中症 稚内消防署が水分補給など注意喚起

 稚内でも気温が25度を超える夏日を観測し、熱中症で救急搬送された人がいることから、稚内消防署は今後の暑さに注意するよう呼びかけている。
 毎年7~8月にかけて熱中症で搬送される人がおり、稚内消防署によると、今月16日夕方、10代男性が部活動中に脱水症状と見られる体調不良で救急搬送され、今夏初めて熱中症と診断された。
 熱中症は高温多湿な状態の時に体内の水分や塩分バランスが崩れ発汗などにより体温調節が出来なくなり体に熱がこもることで起きるもので、めまいや頭痛、吐き気などのほか酷い場合は痙攣や失神を起こし死亡するケースもある。
 稚内地方気象台の週間予報で稚内は週明け23日まで25度の夏日が予想され、21日~23日まで沼川など内陸部では真夏日の30度くらいまで上がる予報があり暑さへの抵抗力が弱い幼児やお年寄りは注意が必要。休憩することと水分補給を忘れず、体調管理に十分注意してほしいと呼びかけている。

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