ライアンさん帰国の途へ 稚内市ALT 2年間の任期満了
令和4年7月25日からALT(外国語指導助手)を務めてきたアダムス・ライアンさん(31)の任期が満了しアメリカに帰国することになり、稚内の子ども達に向け「沢山の思い出をありがとう。皆さん元気で頑張ってください」などと感謝の気持ちを語った。
南、港小、天北小中南中の4校で英語を教えてきたライアンさんは今月24日、2年間の任期が満了し、出身地のカリフォルニア州サンバーナディーノ郡レッドランズ市に戻る。
18日午後、離任挨拶で市役所を訪問し工藤市長、佐伯教育長らの許を訪れたライアンさんは2年間、子どもたちとの授業を通して触れあった時間を語った。工藤市長は「濃いお付き合いができたんですね。アメリカに戻っても頑張ってください」などと餞の言葉を送った。
19日は港小、23日は南中で最後の授業を行うことになっているライアンさんは「天北小中で最後の授業を終えたあと、学校前で子ども達が見送ってくれた時、とても嬉しく感動しました」と語り、稚内や利尻や礼文など宗谷について「景色が素晴らしい。稚内は稚内公園からの眺めが気に入ってます」と笑顔を見せた。
アメリカに戻ったら親戚の不動産業の仕事に関わることになっており、最後に「稚内の皆さん本当にありがとうございました。稚内での思い出は一生忘れません。皆さん頑張ってください」と話していた。