デザイン業務一連学ぶ 育英館大学 あけたらしろめさん招く

 育英館大学で13日、モノクロ画家のあけたらしろめさん(札幌)と佐藤結花助教の合同講座が開かれ、学生たちがデザイナー業について学んだ。
 昨年、大学祭で佐藤助教があけたらしろめさんをワークショップに招いたことを縁に、メディア表現系科目の一環として学生たちがデザイン業務を受注し企画、制作、納品、実績の記録など一連の業務を学んでもらいたいと開講することになった。
 学生たちはデザイン事務所を立ち上げし、みどりスポーツパークからの依頼を受けたことを想定し、実際にスポーツパーク職員の協力を得て、受注からデザインの制作を10月頃まで行う。
 初回の13日、学生6人は、書籍の挿絵や表紙などデザインしているあけたらしろめさんから、デザイン事務所を立ち上げるに当たって必要なディレクターやプロデューサーなど役割などについて話を聞き、デザイナーの顔となる名刺制作などに取り掛かった。
 15日まで、スポーツパークで実際に名刺交換など行い、業務を受注するなどデザインのコンセプトを練るなど一連の業務の初歩を体験した。