飲酒運転根絶に向け 決起集会や啓発活動実施

キタカラで行われた啓発活動

昨夜のオレンジ通りでの飲酒運転根絶啓発

 飲酒運転根絶の日決起集会が12日、宗谷合同庁舎で行われ、参加した人たちは悲惨な事故が繰り返されることがないよう飲酒運転根絶への思いを新たにしていた。
 13日の「飲酒運転根絶の日」を前に開かれた決起集会には、オンライン含め関係者30人が参加した。成澤宗谷総合振興局副局長は「おたるドリームビーチで発生した事故から10年を迎える。飲酒運転の根絶には未だ至っておらず、これを契機に一人ひとりに周知し、機運を高めて行きたい」などと挨拶。続いて太田市生活福祉部長、横山稚内署長が「飲酒運転は悪質な交通違反。引き続き啓発や管内一丸となり取り締まりを強化したい」などと挨拶した。
 このあと、医療法人恵仁会空知病院の桒内崇医療相談室長が「飲酒運転ゼロを目指して〜正しく知って一緒に実行する街へ」と題し講話したあと、道警マスコットキャラクターほくとくん、市のマスコットりんぞうくんが飲酒運転根絶道民宣言を行った。
 午後からはキタカラで、おたるドリームビーチの事故から10年経過したことから宗谷総合振興局主催の街頭啓発が行われ、観光客らに啓発グッズを配り飲酒運転を絶対にしないよう呼び掛けていた。

「飲食店回り啓発活動」
 12日夜、大黒オレンジ通りの飲食店で飲酒運転根絶に向けた啓発活動が行われた。 
 13日の「飲酒運転根絶の日」に先駆け行われた啓発には、市、稚内署、稚内交通安全協会など6団体から20人が参加した。
 稚内署前で行われた出発式で、太田市生活福祉部長が「飲酒運転は運転する前に防げるもの。ゼロにすることを目標に飲食店などに協力をお願いして行きましょう」などと挨拶した。
 この後2班に分かれ飲食店の店主や来店客に啓発グッズを配り飲酒運転は絶対にしないよう呼び掛けていた。