幼稚園で海の出前講座 稚内海保主催 うみまる登場

 稚内幼稚園もぐもぐ保育園で12日、稚内海保による出前講座が開かれ、園児たちがプロジェクターを使った紙芝居などを通じて海の環境について学んだ。
 マリンシーズンを控え、子どもたちに海で遊ぶ時の安全意識と環境保全意識を高めてもらう機会として、8日に鈴蘭幼稚園と大谷幼稚園、9日には富岡幼稚園で講座を実施し、稚内幼稚園では2歳~5歳児までの園児60人が参加した。
 海保職員の紙芝居「うみがめマリンの大冒険」を通じて、海に流れ出たプラスチックごみが海洋生物や海鳥に与える影響、海洋環境保全の大切さを教わりアザラシをモデルにした海上保安庁のイメージキャラクター「うみまる」も登場し、写真撮影などした園児たちは喜んだ。
 海保は「海で遊ぶ時はルールを守って安心安全に遊んでください」と呼びかけた。
 22日は稚内ひかり幼稚園で行う。