南小6年生 職業体験 訪問組と校内出前授業組に分かれ

 南小で11日、6年生を対象とした職業体験があり、児童たちが事業所訪問や学校での出前授業を通して地元企業への関心を深めた。
 総合的な学習の時間として将来的な職業選択の参考にしてもらおうと行われたもので、6年生60人はひかり幼稚園きらきら保育園、花屋北風、メグルハナなど13カ所に行ったグループと、出前授業に来校した稚内建具組合などの仕事の体験を希望するグループに分かれた。
 建具組合の体験では6年生4人が小鳥が入る巣箱作りに挑み、阿部工務店社長らから木材を使う際に適した向きや年輪などについての話を聞き、エゾマツの板を組み合わせ釘打ちの仕方を教わり巣箱を完成させていた。
 山本彩由花さんは「物作りなど人のためになる仕事をしたいと参加しました。細かい板に鳥が傷付いたりしないような細かい設計がされていてすごいと思いました」と話していた。