琴の音色聴き茶味わう 旧瀬戸邸 箏と七夕の茶会

 国の登録有形文化財の旧瀬戸邸で7日午後、ワークショップ「旧瀬戸邸音楽館~箏と七夕の茶会」というイベントがあり、着物姿などの参加者20人がお茶を楽しみながら優雅な箏の調べを堪能した。
 7日の七夕の日に合わせ市民講座・ワークショップの連携講座として2部構成で開かれ、1部は茶会をメインに最初は和服でおもてなし実行委員会の竹内ひとみ代表から中国から伝わった七夕が、日本で時代に合わせて今の風習になったことと七夕に食べる食べ物などの話しを聞いたあと、茶室で箏KOTO会の会員2人による演奏を聞きながらお茶を飲むなどし日本文化に触れた。
 2部は箏の演奏会をメインに、竹内代表から七夕の由来などを聞いたあと、2階の和室に設けられたステージで箏KOTO会の渋谷雅楽沙華代表ら会員6人が「七夕」など6曲を演奏した。参加者は音色に聴き入りながらお茶菓子や抹茶を堪能していた。
 猿払でALT(外国指導助手)として働くキンバリー・希実子さん(24)は着物と茶道の初めての経験に「日本の文化を体験できてためになりました」と話していた。