発祥の地南中で熱唱 多喜雄バンド 生徒らソーラン演舞

 伊藤多喜雄&TAKiOバンドの音楽鑑賞会が8日、南中で開かれ、児童生徒らが本物のプロの歌声に感動していた。
 7日の文化センターのコンサートを終えた伊藤さんが南中ソーラン発祥の南中を訪問したいと強く希望したことから実現したもので南中生徒、南小5、6年生、保護者ら200人以上が参加した。
 自らが南中校歌をアレンジした曲が流れる中、大きな拍手で迎えられ入場した伊藤さんらは「沖揚げ音頭」、「津軽じょんがら節」など津軽三味線や尺八などバックにした日本伝統の音楽に生徒らは聴き入っていた。
 曲の途中では、伊藤さんが「南中ソーランは世界中に広がっているが、元々はここから生まれたもの」などとこれまでの32年間の活動を振り返り、最後は〝学び座〟法被を纏った児童生徒らが生演奏で南中ソーランを演舞していた。
 木全理緒菜生徒会長は「南中ソーランを初めて生の演奏で聴くことが出来たのは一生の思い出です。先輩や伊藤さんたちからのバトンをこれからも繋いで行きたい」などと話していた。