時の話題 「〝まさか〟の坂も」
1年折り返しの7月過ぎ早や1週間余り。時の速さに驚くことは今更ないものの、もっと充実した人生を何故送って来なかったのか後悔ばかり先に立つ。
本州などでの猛暑をよそに稚内は20度前後と凌ぎやすい毎日にあるのは天の恵みか。熱中症など炎暑に起因する体の異常はなく、若い人は兎も角、年寄りは助かる。
北海道日本ハムが4日時点で一つ借金をつくった。週末のオリックス戦(2連戦)が今季を占う分水嶺となろう。結果はいかに。連敗するようだと戦況は厳しくズルズル下位に低迷する可能性大だ。
3月末の開幕から実力以上の戦績を挙げてきたとはいえ、ここで墜ちたら男が廃る。いっちょ巻き返してやらねばならんだろう。
14日から大相撲名古屋場所が始まる。関脇に昇進した大の里が11勝以上し大関になるのか。ケガなければ2場所連続優勝だってあり15日間は目をはなせない。横綱、大関の低迷もあり伏兵が現れない限り賜杯は濃厚だ。
追う一番手は琴櫻、豊昇龍の大関2力士かな。続いて熱海富士(前頭筆頭)、朝乃山(同十二枚目)、若隆景(同十四枚目)か。
横綱照ノ富士は5日目までの序盤戦次第で大関貴景勝はギリギリ今の地位維持か。大関を陥落した霧島の10勝あげての大関復活はかなり厳しいか。
総合的に分析すると大の里の優位は動かず天命がややこしくならないなら大関当確か。
しかし勝負事は何が起こるか分からない。野心と謙虚ささえあれば筆者が予想したとおりになると強弁したいところだが〝まさか〟という坂もある。