五月スマイル 一日署長に 詐欺防止、交通安全啓発に寄与

 女子カーリングチームロコ・ソラーレの藤澤五月選手が3日、稚内署の一日署長を務め市内各所で交通安全や特殊詐欺被害防止の啓発活動を行った。
 3日午後、稚内署で制服を着て「一日署長」と書かれたタスキを掛けた藤澤選手は、横山署長から委嘱状を交付されたあと、ひかり幼稚園きらきら保育園児らと一緒に犯罪被害者支援と交通事故根絶の「ひまわりの絆プロジェクト」活動として敷地内にある花壇にひまわりの種を植えた。
 国道40号沿いでの旗波作戦に参加し、信号待ちで停車したドライバーに啓発グッズを配り交通安全を呼び掛けるとファンの一人なのだろう「応援しています」などとエールを送られ、笑顔で応えていた。
 稚内信金南支店とシティわっかない店でも特殊詐欺防止の啓発活動が行われ、南支店では訪れた人たちと快く記念撮影に応じると共に、市民との交流を通して犯罪被害に遭わないよう呼び掛けていた。
 藤澤さんは「警察の制服を着たので気が引き締まりました。大会などでお世話になっている稚内で交通事故や特殊詐欺被害に遭わないよう、市民の方々に伝えることに努めました」と話していた。