時の話題 「ざるそばに名水」

 昨日の昼食、「ここ」(港1)で摂るか、コンビニで弁当でも買うか、と迷った結果、近くのセイコーマートに入り、ざるそばを購入し会社に戻り食べようとしたところ、麺つゆのほかに「富士山のほぐし水」という名水が入っていたのには驚いた。
 お陰さんでいつもと違うコンビニそばを食べたようで得をした気分になった。因みにそばは330円(税抜き)だった。
 商魂逞しいと言うだけでなく熾烈なコンビニ競争に勝利しようというした健かさを感じたのも事実で、読者の皆さんにお薦めする。
 セコマの牙城にコンビニ業界全国2位のローソンが殴り込みしてきてから数カ月。ローソンはテレビCMを主体に若者層にターゲットを絞り、片やセコマは週に1回、チラシを新聞に折り込みし、全世代の家庭向けキャンペーンを展開。10店舗以上あるセコマと4店舗と少ないローソンとでは総売上は当然セコマの方が上回っているだろうが、セコマ店の中には苦戦している店があるやに側聞する。
 個人的にはセコマ牛乳のファンで週に3、4本買いに近くの店に行くが、そのついでに甘党なのでどら焼きやケーキ類を買いカゴの中に入れてしまう。
 商品や食品を売る店舗の常道は売り出し商品以外の衝動買いであり「美味そう」「色も良く着心地良さそう」と、つい買ってしまう消費者ニーズへの刺激であり、店に入るか入らないかが分かれ目になる。
 人口が減り商売分岐点に近付いていると言われる中、勝負事は勝たねばならず、黒船に負けずケッパレや。