技能実習生 自転車ルール学ぶ 稚内署で交通安全教室開く

 稚内署は29日、宗谷岬牧場の外国人技能実習生を対象に交通安全教室を開き、実習生が自転車のルールなど確認した。
 牧場で働くインドネシア人、中国人実習生14人を対象に行われたもので、旭川方面本部から稚内署に貸与されている自転車シミュレーター機器を用いた教室が開かれた。
 実習生は、シミュレーター機器で目的地まで自転車の運転を体験し、交通ルールや安全確認など学んでいた。
 体験を終えたインドネシア人のムハンマド・イフリス・サゼリ・アズカさん(23)は「母国の交通ルールとあまり変わらず分かりやすかった。少しの移動に自転車を利用するので安全運転に努めます」と話していた。
 このあと、実習生たちは最北端の地の碑前で交通安全啓発活動にも参加し、観光客らに啓発グッズを配り交通安全を呼び掛けていた。