3日からハスカップ収穫 春名さん オレンジエッグほか個人にも

 市内在住の春名勉さん(71)が市街地の外れで栽培しているハスカップの収穫が間も無く始まる。30年以上、丹精込めて育ててきた春名さんは「オレンジエッグのタルトや豊富の工房レティエでソフトクリームとして販売されるので是非食べてほしい」と話していた。
 春名さんは、市街地と増幌にある畑で合わせてハスカップを300本ほど育てており、毎年、甘みがあるものや実入りのいい木を選定し、品種改良を繰り返しながら市内外の菓子店や個人に販売している。
 今年は1週間ほど前からハスカップが実り3日から収穫が始める予定。15年ぶりに工房レティエのソフトクリーム向けと、恒例のオレンジエッグのタルト向けに出荷される。
 昨年は50㌔ほど出荷したという春名さんは「今では市民がジャムを作るために買いに来るようになった。7月下旬からはブルーベリーも収穫するのでそっちも楽しみ」も話していた。
 ハスカップは7月中旬までと短い期間での収穫を繰り返す。その後は肥料やりなど来年の収穫に向けた準備作業を始める。