保護者、教員集い親交深める 父親ネットワーク全体交流会
父親ネットワーク北海道の全体交流in親連携が29日、キッチン倶楽部菜好で開かれ、保護者や教育関係者が教育の未来を考えた。
6年ぶりに稚内で開かれた交流会には、稚内はじめ札幌、苫小牧の教育関係者と保護者31人が参加した。
丸山修会長が「講演会と懇親会を楽しみ、きょうは親父、母親として教育関係者も職務を忘れ本音で語り合って欲しい」などと挨拶。続いて佐伯市教育長が「稚内は市民ぐるみの子育て運動の発祥の地として30年以上不変的な理念活動を行っている。子どもたちが笑顔で輝けるよう取り組んで行きましょう」などと述べた。
恵庭小学校運営協議会の根深忠大さんが「恵庭市における学校を核とした地域の取組にあたって〜恵庭小学校区の実践を事例に」と題し講話した中、恵庭小学校では地域食堂や数学合宿などコミュニティスクール活動として取り組んできたことなど紹介し、稚内と恵庭での人口規模や産業の違いから「稚内が目指す学校や地域のあり方共有することが大切です」などと話していた。
このあと、分科会で意見交換し、夜には懇親会で親交を深めていた。