きのう夏越の大祓式 北門神社 半年間の健康祈願

 北門神社で30日、半年間の汚れを払う神事「夏越の大祓式」が執り行われ、参拝者は神職と一緒に茅の輪をくぐり、無病息災など願った。
 夏越の大祓は心身の汚れを払い、一年の後半を健康で過ごせるよう願う伝統行事で、北門神社では10年以上前から毎年6月30日に行っている。
 本殿前で午後3時から神事が営まれ、山本宮司ら神職3人が祝詞を読み上げたあと参拝者は紙製の人形で体をなでて息を吹きかける儀式などを行ったあと8の字を描くように茅の輪をくぐり心身を清めていた。
 神事の時間帯に偶然参拝に訪れて茅の輪をくぐった東京からの観光客は「初めて夏越の大祓に参加させて頂きました。残りの半年が健康で過ごせるよう願いました」と語り、神事を終えた山本宮司は「市民の皆さんのこれからの健康を願いました。4日から例大祭があり、市民ら子どもたちにとって良いお祭りになることを願っています」と話していた。