民泊パーチで初の催し 本祭5日に雑貨6店出店

 中央アーケード街にある民泊施設「パーチ」で北門神社例大祭がある5日午後1時から市内のハンドメイド作家が集った「MATSURI DE MARCHE1」を開催。民泊オーナーの奥山美由紀さん(43)さんは「民泊をオープンした時からイベントを何かやりたいと思ってました地域の人と協力して中央地区を盛り上げるキッカケを作りたい」と張り切っている。
 相沢食料百貨店向かいの以前薬局だった2階建て空き店舗を取得し、会社員の夫崇さん(40)と業者によるリフォームで民泊は5月15日オープンしたが、ただ薬局時代に使われていた1階フロアは、手付かずのままで、民泊経営をしながら奥山さんは自力で改修し一部の部屋をイベントができるスペースをつくった。
 例大祭本祭に合わせて開催するハンドメイドのイベントは、午後8時まで稚内はじめ豊富の作家による天然石や樹脂、ビーズなどを材料にしたアクセサリーを扱う雑貨6店が出店する。樹脂などを材料にアクセサリーを取り扱う「hachi」の藤田ほづみさん(40)は「奥山さんの協力でイベントができることに感謝したい。稚内にはたくさんアクセサリーを作るハンドメイド作家がいますので
一緒に街を元気にできたら」とイベントへの思いを語った。
 民泊営業では長期滞在者や道内外からの旅行者が多く利用し、経営は順調だと言う奥山さんは今回のイベントに「稚内の皆さんが楽しみにしているお祭りに合わせ1回目の催しができることが何より嬉しい。これからも色々な人との繋がりを大切に中央地区に人が集まるキッカケを作って地域を元気にしたい」と話していた。