天北堆

 大正、昭和、令和と100年もの間、鉄道駅の灯がともされてきた抜海駅で23日開業100周年祝う記念式が催され記念碑除幕式があり、来賓として鈴木議長、横田前市長が出席したものの、工藤市長ら市の関係者の姿は無かった◆明治政府によって推し進められた鉄路敷設だが、石炭産業衰退によって産炭地から放射線状に廃止される線路は増え宗谷線も俎上にのぼっている◆その外堀を埋めるかのような駅の廃止は既定路線を突き進もうとするJR北海道の思惑が透けて見え自治体も従属する現状に天を仰ぐ。