3000人もの人集まる 昨日宗谷岬で開催 花火とキッチンカーフェス
大岬小PTA、宗谷岬神社、宗谷岬町内会主催の最北端花火大会とキッチンカーフェスが23日、てっぺんドームなどで開かれ、3000人がイベントを楽しんだ。
子どもたちに夏の思い出作りをと2019年に初開催。コロナ禍で中止が続き、今年は当初イベントを企画した宗谷岬町内会長の徳田晃一さんをはじめ、地域を盛り上げたいとするPTAに加え若者も加わり地域の一大イベントとして4年ぶりに開催された。
6月としては肌寒い天候だったが、会場となったてっぺんドームには、各地から集まったキッチンカー15台が焼き鳥やクレープなど販売し、大岬小児童によるソーラン演舞、マナオラナフラ、宗谷ダンスプロジェクトによるダンス発表など行われ、地域住民や観光客などで賑わいを見せていた。
最北端の地の碑から打ち上げられた1000発の花火は、曇り空の中でも綺麗に夜空を彩り、てっぺんドームの上から見ていた人たちが歓声を上げていた。
第一回目から企画に携わっている徳田さんは「若い人や神社など地域を盛り上げたいと皆んなが一体となるイベントになりました。自分たちの思いを受け継いでくれる次世代が盛り上げてくれることで地域がより明るくなる」とイベントの成功を手放しで喜んでいた。