プロの技術教わる 滋賀レイクス 田原選手 バスケ教室開く

 プロバスケットボールBリーグで活躍する滋賀レイクスに所属する田原隆德選手(30)が22日、総合体育館で小中生を対象にバスケクリニック(教室)開き、参加した子ども達にプロの技を教えた。
 バスケを通じて夢や希望を持つことの大切さを伝えるため今年から5年計画で「TEE project」というバスケ教室を立ち上げた田原選手。札幌大学時代にチームで何度も合宿に来ていた稚内をプロジェクト最初のスタート場所に選び稚内地区バスケットボール協会が協力した教室には、市内の小学生クラブチームや東や潮見が丘中などのバスケ部員ら60人余りが参加した。
 田原選手はドリブルの基本、シュートフォーム、上達するための練習の取り組み方などを指導。ドリブルに関し「前や回りをしっかり見てドリブルしてほしい」などとアドバイス。参加した子どもたちに「好きなことは妥協せず、一生懸命やることが大切」などとエールを送っていた。
 田原選手と親交がある稚内地区バスケットボール協会常任理事の岩間史樹さんは「プロから学べる機会はないと思いますので、技術を吸収し今後のレベルアップに繋げてほしい」などと期待を寄せていた。